炭の利用方法いろいろ

一般的な炭の利用方法

1.ミネラルウォーター


ボトルや水差しに炭を入れ一夜置くと炭の中のミネラル(カルシウム、カリウム、鉄分、マグネシウムなど 200種類以上)が、水に溶け出すとともにカルキ臭もとれ、おいしいアルカリイオン水になります。 また、やかんやポットに直接炭を入れ、お湯を沸かすとまろやかな味わいのあるコーヒーやお茶が楽しめます。 ※炭は、水洗いをしてからご利用下さい。炭の量は水1?に対して、板炭2枚程度です。

2.ふっくらご飯


研いだお米の上によく濡らした炭を置くだけで、遠赤外線の働きで、米粒の芯まで熱がいきわたり、お米の旨味成分である グルタミン酸を閉じ込め、ふっくらとした美味しいご飯が炊き上がります。(炭の量はお米3合に対して、板炭1枚程度です。) また、米びつの中に炭を入れておくとお米に虫がつかず、古米は臭いもとれ、美味しくなります。

3.消臭・脱臭・空気清浄効果


臭いの源は、アンモニア、炭酸ガス、窒素、酸素、一酸化炭素、メタン、水素などの化合物です。 冷蔵庫、食器戸棚、床下収納庫、トイレ、洗面所、車などに炭を数片おくことにより、消臭・脱臭効果があります。 また生ゴミは、容器の裏にガムテープ等で止めて使用すると効果があります。 就寝時、枕元に炭を置いてお休みになられると、マイナスイオンで熟睡でき、朝の目覚めがとても爽やか。 また、部屋の四隅に炭をおくことにより、空気が浄化され快適になります。

4.防湿効果


押入れ、タンス、下駄箱、靴などにも炭を入れておくと、消臭・脱臭効果に加えて 防湿効果もあり、 押入れ等の大きい面積の場合、面積に応じて炭を数 片ご使用になられることをお勧め致します。 また、枕や布団の中に炭を入れておくと、炭が熱と水分の調整をしてくれ、ダニなどの発生も防いでくれます。

5.鮮度保持効果


冷蔵庫の野菜室の底に炭を数片入れておくと、野菜が放出するエチレンガスを炭が吸収し、野菜の新鮮さを保つと ともに持ちもよくなります。

6.湿度調整効果


今、竹炭・木炭が床下調湿材として高い評価を受けています。その理由として、床下の結露・カビが原因で発生する シロアリの防止として顕著な効果が認められていることです。 吸湿性の高い炭は、湿度が高くなる(55%以上)と湿気を吸収し、乾燥すると吸収した水分を放出するという、 除湿と加湿の二つの働きをします。 ある種の新建材から出る有害物質や接着剤の臭いを吸い取り、浄化する働きもあります。

7.温泉効果


竹炭・木炭、それぞれの精製時にその煙から竹酢液・木酢液というものが生成されます。これらの溶液の中には、 効酸化作用や殺菌作用のあるポリフェノールなどが含まれており、 細菌やカビに対して消毒、殺菌、消炎効果があります。最近ではアトピー性皮膚炎にも効果があると注目されています。 この溶液を数滴お風呂に入れて、更に炭もよく洗って入れると、きめの細かい柔らかな水となり、乾燥肌やアトピー、 肌荒れなどによく、独特な香りで森林浴をしているようなアロマテラピー効果も得られ、また遠赤外線効果で冷え性の 方も体の芯から温まります。

8.遠赤外線効果


遠赤外線効果として、よく知られているものに炭火焼があります。家庭用ガスコンロの場合、目にみえないほどですが、 火に水分が含まれています。しかし、炭火の遠赤外線には全く水分が含まれていません。 そのため火の水分とともに肉等の旨味成分が蒸発することもなく、おいしさが食べ物の中に封じ込まれ、炭火の香ばしさ とともにおいしさを一層引き出してくれます。

9.電磁波遮断効果


昨今の家電製品の普及により、それら電子機器から体に有害な電磁波が色々な所から発生しています。 炭には、この電磁波を吸収する効果があります。 ご使用方法は、ご家庭でお使いの家電製品の側に炭を数片置かれることをお勧めします。

10.良質な肥料


使用済みの炭を細かく砕いて、花壇や植木にまいてください。炭は土の粒子と比べて大きくしかも無数の小さな穴が あいているので、土に混ぜると土がふかふかになります。 また、炭には使用済みでも作物に必要な要素が含まれているので、作物の成長を促進する土壌改良材になります。

11.美容・保水・保湿効果


竹酢液を皮膚にかけると皮膚表面の角質をやわらげ、ひきしめる作用があり更にアルコール成分で殺菌・清潔にします。 洗顔時・入浴時に使用すると、乾燥による肌のカサつきもなくなり、手荒れや踵のカサつき等も改善されます。 使用方法は200~300倍に薄めて使用します。

12.防除効果


竹酢液にはギ酸を多く含む為、家の周りにまいておくとムカデなどの虫除けになります。



 
 

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