調湿効果について


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調湿効果 その1


地中の温度は、井戸水が夏は冷たく、冬は暖かく感じるように、一年あるいは一日を通じて一定に 保たれています。
純度の高い炭素は、熱を良く通します。炭の中の空気層が、伝えられた熱を吸収します。
この作用で、湿度の高い夏場は『炭玉くん』が水分を吸収し、地中の冷たい地熱効果で 床下の温度を下げ、床下をサラサラの涼しい空間にします。
外気が乾燥する冬場は相対温度が高く、露点の100%に達すると結露が発生します。
この時、『炭玉くん』が吸収した水蒸気を少しづつ放出し、地中の暖かい地熱効果で 床下の温度を上げ結露は起きません。
床下の温度・湿度を一年中一定に保つ事で木材や畳の湿気吸収を防ぎ、劣化を防ぎます。

調湿効果 その2


近年、個建住宅も床下をコンクリートにする家が増えています。

             
一見、床下の湿度問題も解決されたかにみえますが

コンクリートも地下の水分を含み呼吸をしますので

数年後の床下環境はやはり湿度の問題がでてきます。
       

ただし、地面丸出しの環境に比べると夏場・冬場の温度変化は多少緩和されているようです。
ですが冬場に相対温度が露点の100%に達すると地面丸出しの環境より始末が悪い様です。
発生した結露の逃げ場のない環境になっている処が多いようです。
解決のポイントは、この露点の100%を1~2%崩してやるだけなんです。
『炭玉くん』は、湿度55%以上の時、かなりの水分をも吸収し、湿度が55%以下になれば吸収した水蒸気を少しづつ放出し呼吸しています。だから床下の温度を上げ上記の露点に狂いを生じさせて結露が起きないのです。
床下の温度・湿度を一年中一定に保つ事で木材や鉄骨・畳等の湿気吸収を防ぎ、劣化を防ぎます。

調湿効果 その3


湿度には、「絶対湿度」と「相対湿度」があります。
絶対湿度→大気中の水蒸気の量。空気1m3中の水蒸気のグラム数で表す。
相対湿度→空気中に含む事ができる水蒸気量に対して、実際の水蒸気量の割合を%で示す。
私達が何気なく、耳にしている湿度は「相対湿度」の事です。
湿度が40%だと「乾燥している」、湿度が80%だと「湿っぽい」なんて、判断しているわけです。
飽和水蒸気量とは、空気が含む事のできる水蒸気量のことを言います。

             
空気中に含む事ができる水蒸気量(飽和水蒸気量)は、暖かくなると増え、冷たくなると減ります。
窓ガラスなど、外気の影響が受けやすい部分は、気温が下がると、空気が水蒸気を含む事ができないので、結露が生じてしまうのです。
2階は乾燥しているのに、1階はジメジメしている事があります。これは、空気は暖かくなると軽くなり、冷たくなると重くなるためです。
『炭玉くん』は湿度55%以上だと水分を吸収し相対湿度を下げます。55%以下で水分を排出します。

平成19年(2007年)6月2日(土)岩田工務店さんが施工した玖珂町の戸建住宅15坪の床下に『炭玉くん』を施工後計測された床下湿度・温度データーです。

             
   

湿度が100%に達すると結露が発生します。

上記グラフの赤い線が湿度です。




 

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