炭の多孔質とは

通常の炭 vs 発泡炭素

 

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炭を顕微鏡で拡大するとまるで蜂の巣の様な無数の空洞が見えます。これを多孔質と呼びます。
炭1gで約200~400平方ミリメートル内部表面積(テニスコート1面分)があります。

この表面積に、臭いの源であるアンモニア、炭酸ガス、窒素、酸素、一酸化炭素、メタン、水素などの 化合物(気体)が炭のミクロの孔に吸い取られていく仕組みです。
『炭玉くん』は、炭素の持つこの多孔質に、PP(ポリプロピレン)を発泡した際にできる多孔質も持っています。
だから 親指サイズの発泡体のなかに、空気穴がなんと600平方ミリメートルもあるのです!

『炭玉くん』の炭は炭素のかたまりです。還元力に富んでいるため、木材や断熱材が吸着していた湿気は炭が吸着し、乾期に放出する作用を繰り返し、木材の含水率を低下させるので、半永久的にカビ・シロアリの住みにくい環境にします。
酸化された場所を好む雑菌やダニなどが寄りつきにくい環境を創ります。
また『炭玉くん』は製造過程で竹酢酸を薄めた液を混入しています。
竹酢酸の主成分は、酢酸・ギ酸プロピオン酸・ポリフェノール・プロパノール・メタノールなど約200種類以上の有機化合物からなっており、タールが少ないので透明度が高く、フェノール・クレゾール類の含有量も多く、殺菌殺虫作用も非常に高いようです。



 
 

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